米欧5中銀協調

米国、欧州など5つの主要中央銀行は12日、
各国の短期金融市場にそろって大量の資金を
供給する緊急声明を発表した。


米連邦準備理事会(FRB)は年末までに最大
400億ドルの越年資金を供給、欧州中央銀行
(ECB)とスイス中央銀行のドル資金調達も
支援する。主要中銀が流動性維持の大規模な
協調行動をとるのは異例。米国の信用力の低い
個人向け住宅融資(サブプライムローン)
問題を発端とする金融不安の沈静化を目指す。

日銀は今回の枠組みには直接参加しないものの、
歓迎する声明を発表した。
スウェーデンの中銀も同様の声明を公表した。
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt1/20071212AS1C1200T12122007.html

市場に資金を供給するのはFRB、ECB、
BOEのほか、カナダ銀行、スイス国立銀行。
ECBとスイス国立銀行は自国の通貨でないドル
を市場に供給する極めて異例の措置を導入する。
欧州の金融機関による銀行間取引でドルの
調達金利が信用不安から高くなっているためで、
両行はFRBと協定を結んでドルと自国通貨を交換。
ECBは2回に分けて最大200億ドル、
スイス国立銀行は40億ドルを供給する。
今年8月のサブプライムショック以来、
FRBやECBは市場に大量の資金を供給してきたが、
欧米の大手金融機関の間でサブプライム関連の
損失拡大の動きが止まらず、
11月下旬から銀行間の取引金利が上昇、
年末の資金繰り難が懸念されていた。
http://www.asahi.com/business/update/1212/TKY200712120467.html

異例の救済策ではあるが1、アナウンス効果
2、通過スワップによる対応3、長期間の資金供給
を図ったものといえる。

協調策で米景気の減速懸念が和らぎ、
石油の需要が増えるとの思惑からNY原油急伸、
2週間ぶり高値の94・39ドルと値を上げた。
               (読売新聞)

外為市場ではクリスマス休暇に備え、年内の
円高加速の可能性は後退したとの見方を示して
います。一時は100円を割り、来年は65円
までドル安が進むと懸念されていましたから
今回の大掛かりな協調体制は事態がそれだけ深刻
だということなのでしょう。

FRBが今回行った資金供給は、一般の金融機関
向けに行う新しい融資制度で、方法は、
公定歩合による直接融資を補うものだそうです。
市場での資金調達ができない理由として
一般に利用しにくいというデメリットがあり、
借り手の匿名性が保て、利用しやすいという
メリットが必要だったとされています。
シティグループが、先日、アブダビ投資庁から
資金支援を受けましたが、これは公にできた
銀行で高金利(11%)の返済も可能だという証
でもありました。しかし、それ以外の銀行は
マーケットからの資金調達も不可能なため
公にできない金融機関のための制度との
見方があります。
サブプライムローン債務者の救済に当たっては
公的資金を使わないとされていましたが
結局は欧米金融当局による銀行救済策への
事実上の資金供給だとみられています。
(参考資料 経済ニュース)

相場にも休みあり。
ということで来年もまた、新たな気持ちで
取り掛かりたいと思います。
それまではポジションを軽くして
越年しましょう。

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