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zoom RSS 今更シリーズ20 -ソーシャルファイナンス

<<   作成日時 : 2010/12/04 18:20   >>

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一般的金融機関と決定的に異なる部分では、融資に倫理基準を設けていることである。2003年アイルランドで発行された報告書では、ソーシャル・ファイナンスとは「金銭的収益と同様に社会的収益もしくは社会的配当を追求する機関によって提供される金融活動」と定義づけている。

また、「社会的問題解決のための寄付」という考え方とは否定的な位置付けを取っている。寄付を財源として社会的問題解決を行っている活動は、必ずしも持続可能ではないという認識に基づく。それは、寄付を財源とする活動は自立性に乏しく、ヨーロッパ諸国では良いイメージを持たれてはいないからである。この点は、米国の寄付社会にみられる「倫理的投資ファンド」や「社会的責任投資ファンド」とも認識を異にしている。これらの倫理的、社会的ファンドがネガティブスクリーンやポジティブスクリーンによる手法を用いても、欧州では社会問題解決に資する活動が直接的な資金的提供にならないという見方が強いのはこのためである。「ソーシャル・ファイナンス」は、雇用を創出し、地域の社会インフラを形成するなど「直接的」効果を発揮するとしていが、商品としては、間接金融としてのSRIの取り扱いもよく見られる。これは、金融機関領域におけるCSR活動と同様の働きを促すとして現在では広く普及している。日本でも、本業を通じたCSR活動の定着と、倫理的側面を考慮した金融商品の開発と普及に力を注ぎ、促進手段を提供することに期待しなければならない。なお、ソーシャル・ファイナンスには、大きく2つのタイプがある。タイプAは環境特化型、タイプBは社会的責任投資(SRI)におけるポジティブスクリーンを中心とした、投融資先を限定するというタイプである。

<タイプA>
「有機農業、再生可能エネルギー、オーガニック・カフェや協同組合事業、エコ住宅など、環境・社会に配慮した事業(環境・社会事業)に限定して投融資を行い」環境問題、社会問題を解決しようとするタイプの銀行。(環境社会事業に限定して投資する⇒GLSコミュニティ銀行、トリオドス銀行など)
<タイプB>
「兵器産業や遺伝子組み換え事業、環境・社会に悪影響を与える可能性の高い企業・事業への融資を行わない」とする方針を明確にしているタイプの銀行。Aタイプにおいても結果的にこのような企業・事業への融資は排除されることが多いが、タイプBではその方針を具体的に打ち出しているところが異なる。また、タイプBであっても、環境・社会事業により投融資を行うケースもある。(特定の企業・事業への投融資を行わない⇒コープ銀行など)

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