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zoom RSS 今更シリーズ13ー責任投資原則(PRI)

<<   作成日時 : 2010/10/19 00:49   >>

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2006年4月にニューヨーク証券取引所でひとつの署名式が行
われたが、これは2005年にアナン前国連事務総長が世界の主
要投資家を招き提唱したイニシアティブである。

これ等、主要グループにより取りまとめられた「責任ある投資
原則」の主旨は、「資産運用においても、環境・社会・コーポ
レートガバナンス、いわゆるE・S・G(環境・社会・コーポ
レートガバナンス)問題を配慮することにより、環境問題の改
善や企業の社会的責任を遂行していく」ことを基本精神とした
ものである。

この原則は、全部で6原則から構成され、投資や資産運用の意
思決定においてE.・S・G問題に配慮するというものである。
E・S・G問題とは次のような項目をいう。


@ 環境の課題(Environmental):リサイクル達成率、温室
効果ガスの排出量など

A 企業の社会性の課題(Social):法令遵守、職場環境への
配慮、地域への貢献活動など

B コーポレート・ガンバナンスの課題(Governance):
社内監査体制の整備、不祥事対応など2008年5月現在、
362社の機関投資家と運用機関(うち、我が国の機関は13社)
が署名している。(日本総研)
当初、太陽生命やキッコーマン企業基金、フジ厚生年金
をはじめ、現在(2009年)では三菱UFJ信託銀行、住友信託銀
行、大和證券投資信託委託、損保ジャパン、ニッセイアセット
マネジメント、みずほ信託銀行、三井アセット信託などが参加
している。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◇責任ある投資の原則(Principles for Responsible Investment)

私たち機関投資家には、受益者のために長期的視点に立ち最大
限の利益を追求する義務がある。この受託者役割を果たす中で
、(会社間、業種間、地域間、資産クラス間、そして時代によ
る違いはあるものの)環境、社会及び企業統治(E・S・G)の問
題が運用ポートフォリオのパフォーマンスに影響を及ぼすこと
が可能であると信ずる。


さらに、これらの原則を適用することにより、私たち投資家が
、より広範な社会的問題を解決できるであろうと認識している。
それゆえ、※受託者責任に反しない範囲で、私たちは以下の事
項へコミットする。

(責任投資原則http://www.unpri.org/ 参照)
※受託者責任については後述参照


1. We will incorporate ESG issues into investment
analysis and decision making processes.
私たちは、投資分析と意思決定のプロセスにESG問題を組み
込みます

2. We will be active owners and incorporate ESG issues
into our ownership policies and practices.
私たちは、「モノ言う株主」となり、資産運用の方針と実践に
ESG問題を組み込みます。

3. We will seek appropriate disclosure on ESG issues by
the entities in which we invest.
私たちは、投資先に対してESG問題について適切な開示を求め
ます。

4. We will promote acceptance and implementation of the
Principles within the investment industry.
私たちは、資産運用業界に本原則が受け入れられ、実行に移
されるように働きかけます。

5. We will work together to enhance our effectiveness in
implementing the Principles.
私たちは、本原則を実行する際の効果を高めるため、共に
行動します。

6. We will each report on our activities and progress
towards implementing the Principles.
私たちは、本原則の実行に関する活動状況や進捗状況に関する
情報を公開します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これら、国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)に
よってなされたPRI(責任投資原則:Principle for
Responsible Investment)は投資家の投資行動に利他的価
値観が反映される具体的な行動であるとし、新たな投資行動
のルールとして生み出されてつつある。

つまり、責任投資原則の社会的な意義は大きく、後述する
倫理創発の一部として新たな展開をみせている。では、つぎ
に融資に関する原則として有名な赤道原則について触れる。



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